まっちゃん先生のコラム

コラム:中耳炎

12月も中旬に近づきましたが、年末感はなぜか全くありません……どうしてでしょう(笑)
今年の冬は例年よりも少し暖かい気がしますが、その影響かどうかわかりませんが、普段とは違う腰痛になる方が多いようです。このタイプの腰痛は疲労や暴飲暴食で、悪化することが、ほぼ間違いないので、寒くなってから腰痛が出てきている方は、今のうちにケアするのがお勧めですよ。
池袋のほうしょう鍼灸治療院です。

さて、今回は中耳炎についてです。
中耳炎は、耳の奥にある中耳という部分が炎症を起こしているものですが、急性のものと慢性のものがあります。急性中耳炎は耳に痛みを伴うことが一般的と考えられているので、迷わずに耳鼻科に行きましょう。慢性中耳炎は、耳部や聴覚の違和感から耳鼻科を受診した結果、分かることが多いのではないかと思います。

前出の通り、中耳炎は耳部の炎症ですので、東洋医学的に治療方針は、炎症を軽減するようなもの、と、耳に作用するようなものの二つの方針で考えます。

まず、炎症はというよう医学では「火」と表されることが多いのですが、急性のものは「火邪」の場合が多く、慢性のものは「陰虚火旺」から発症することが多いです。
まず、「火邪」は鍼灸や漢方薬での対応方法もありますが、私は現代医学的に対処したほうが良いと考えています。
そして「陰虚火旺」ですが、潤す能力が足りなくなること(陰虚)で、本来、全身を巡るはずの熱分が身体の上部から下に降りることができなくなり、身体の上部で熱が強くなりすぎてしまう(火旺)ことで、影響が耳部に出て、中耳炎になると考えます。つまり治療方針は、陰虚を改善することと、火旺を改善することの二方針となります。

鍼灸では、身体上部の熱を下げるために足部に施術して熱を足に引くことが多く、併せて潤う力は「腎」が大きく影響していると東洋医学では考えているので、「腎」に対して治療することが多いです。それと、上述には出ていませんが、耳は「三焦経」という経絡が、関係が深いと考えられているので、「三焦経」に対しても鍼灸を施すことが多いです。

耳や目などは、もし大事になると日常生活への影響がとても大きいので、私の考えは、まず現代医学的な診断と治療を優先させるべきだと思っています。そのうえで、鍼灸を考えてゆくのがイイと考えています。
鍼灸治療の直接的な効果として、血流が良くなりやすいというものがありますが、服薬しても凝りなどで耳部の血流が極端に悪いと血液が行きづらい訳ですから、治りが悪くなることが予想されますので、現代医学的な治療が効率的に作用するためにも鍼灸を併せて行ってゆくのも、とても良いと考えています。

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