まっちゃん先生のコラム

コラム:卵巣嚢腫

関東も梅雨に入って、湿気の高い日が続いていますね。雨に似合うと言えば紫陽花ですが、記憶があいまいですが、東洋大学の近くにある神社が有名だったような…。王子にある飛鳥山も有名ですよね。電車から見かけるくらいしか見てませんが、興味のある方は行ってみてもイイかもです。
池袋のほうしょう鍼灸治療院です。

さて、今回は婦人科領域の疾患の一つである卵巣嚢腫に関してです。
卵巣嚢腫と言う病気に対しての治療については、現代医学的に婦人科でしっかりと検査と治療をするべきなので、ここでの紹介は、東洋医学的にこの手の病気をどのように考えているか?、どのような取り組みができるのか?を紹介します。

まず、婦人科についてです。
東洋医学では、一般的には「腎」が一番強く関係していると述べられている場合が多いですが、少なくとも私が行っている鍼灸の範囲では「脾」が一番関係が強いように感じています。「脾」は消化器系に関連が深かったり、血液の調整や、「陽気」に関係あると東洋医学では考えているので、婦人科にトラブルがある場合、消化器が弱かったりする場合が少なくない印象があります。
つまり、婦人科に問題が見られる場合で、消化器も良くない場合、飲食物に気を付けることは、結構大事だったりします。

次に、膿腫についてです。
膿(うみ)は、東洋医学においては「腎」が関係が深いとされているので、「腎」に関連が深い症状が出ているかのチェック、例えば、腰痛があるとか頻尿とかの確認が必要です。
腫瘍は、瘀血が強く関連が深いとされるので、局所の治療が大事になりますが、酸性度が強い飲食物を多く摂ると瘀血が発生しやすいという考えがあるので、ここでも飲食物に気を付けた方が良いとも考えます。

鍼灸治療は、上記のようなことを考えつつ、実際の身体がどのような状態にあるのか?をチェックしてから、それに合わせて施術を行ってゆきますが、東洋医学的な考えを取り入れて、ご自身の生活に生かす場合は、これらの考えを使ってみても良いかも知れません。
ご自身では、どのように考えたらわからない場合は、始めは専門家に話を聞きに行くとイイと思います。鍼灸院に行ったとしても、別に鍼灸治療を主体にせず、ご自身での取り組みを主体にして、そのフォローを鍼灸を使うという方法でも、イイ訳ですしね。

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