まっちゃん先生のコラム

コラム:耳のただれ

この記事を書いている今日は、旧暦で二月三日ですが、今年は旧暦では二月が二回あります。うるう月っていいます。太陽暦と太陰暦ではひと月の日数が違うので、三年に一回位は閏月があります。ですので、旧暦では今年は春が4ヶ月あります。花粉症の人はちょっと大変な年かも知れませんね。

池袋のほうしょう鍼灸治療院です。

さて、今回は耳のただれについてです。

東洋医学では、耳の問題は「腎」とすることが多いです。その通りなのですが、まず、ただれなどの皮膚のトラブルは五臓六腑の中では「腎」「大腸」そして「肝」と考えることが多いです。そして陰性の飲食物の過食によって体調が陰性に偏り過ぎて問題となっていることが多いです。

そして、「手足少陽経」、「手太陽経」が走行しているので、その「経絡」にも問題が出ていることもあります。
前述の「臓腑」や「経絡」を治療では改善するように取り組んでゆきます。

東洋医学のこの考えからゆくと、耳のただれに対して、ストレッチなども有効になる可能性があることを意味します。

東洋医学では、「経絡」の「気血」の流れが悪くなることで、様々なトラブルが出てくると考えていて、「経絡」の「気血」の流れを正常化することで、様々な症状が変化してゆくと考えています。そして、その「経絡」は、手から頭へ、頭から足へ走行していると考えているので、手足を動かすことで、「経絡」を通して関連のある部位の「気血」も流れが変化するとされています。通常は、鍼灸を使って「経絡」の「気血」の流れを変化させるように取り組みますが、ストレッチなどでも「気血」の流れは変化するはずです。自分での取り組みは、例えば耳のただれであっても、全身のストレッチによって症状が変化するかもしれないので、やってみる価値はあると思います。

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