東洋医学という選択肢

第五章 当院の治療

6 診療で情報交換・情報提供する

いろいろな情報が集まっている

 当院にはたくさんのMNDやALSやCVDなどの患者さんがいらっしゃいますが、患者さんによって症状の出かたや進行が違うため、ひとりひとりにいろいろと話を聞かせてもらってから治療をしています。このような治療の仕方なので、いろいろと話しているうちに様々な情報が集まりました。
 この手の病気は、なかなか患者さん同士での交流は難しいので、私を通して情報交換できれば良いなぁと思っています。

必要に応じて情報交換

 基本的には、私が教えるというスタンスでは無く、お互いに情報を交換するというスタンスです。
 東洋医学的な部分については、私から必要に応じて必要な話しをしますが、それ以外の話の方が、もしかしたら大事なのかもしれないと思っていますので、聞きたい事や知りたい事は、聞いてみてください。
 知っている範囲ですがお話しします。

自分で取り組む、気功、マクロビ、瞑想などのやり方

 私自身も中国武術や気功、マクロビオティックや瞑想などをやっているので、ちょっとした事にはお答えできます。一から教えるのは時間的に難しいので、基本的にはどこかで習ってもらうなり、本を読んでもらうなりして、自己学習で身に付けましょう。
 ものごとを新しく身に付ける時には、ちょっとしたポイントだったり、コツのようなものがとても重要です。実際にやりだすと疑問も出てきますので、その時には遠慮なく聞いて下さい。

うんち座りとアッカンベー

 これはALSの可能性がある患者さんだけですが、この「うんち座り」と「アッカンベー」の二点だけは騙されたと思って、必ず毎日やって下さい。
 具体的なやり方は、直接説明しますが、これをやったからと言って悪いことは無いし、大して時間もかからないし、副作用も無いので、とにかくやってください。お願いします。

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