インターネット上には、いろいろな情報があります。同じ病気の人が書いているブログや病気の事について書かれているホームページなど、参考になる情報がたくさんあります。
しかし気を付けて頂きたいのは、それらの内容の受け取り方です。
例えば、普通に右手が使える人がブログに、今日右手でコップを持ってコーヒーを飲んだ、とは書きません。つまり、その人にとって当たり前のことは、記事にはならないです。
人によって当たり前と思う事に差がありますから、記事の表現に注意する必要があります。
では、基準となる知識はどこから得たら良いでしょうか。
それは本を読むしかないです。
専門用語は多いし大変かもしれませんが、結局は基礎となる標準的知識を持っていないと判断しようがないことが多いですので成書を読む事もお勧めします。
インターネットや雑誌やテレビだけの情報に振り回されて、結局治療に上手く取り組めないのは考えものです。
情報は大事ですので、積極的に情報収集することには賛成です。しかし、情報は使うものであって振り回されるものではありません。
この点は十分、肝に銘じておいてもらいたいです。