ヨーロッパでは、炭酸温泉は「心臓の湯」と言われて、心臓や血管に関係するような病気に効果があると言われています。例えば動脈硬化による血行障害が改善すると言う報告や、血圧が下がり心拍数が下がるという報告もあります。
平たく言えば、血行が良くなると言う事ですから、MNDでもALSでもCVDでもCIDPでも使って損は無いはずです。
特にCVDは「脳血管障害」ですから血管にその病気の中心があります。動脈硬化による血行障害が改善すると言う報告からも、CVDでは使った方が良さそうです。
MNDやALSでは筋肉の萎縮から極端な血行障害による冷えが、特に冬場になると問題になります。炭酸足浴をしておくと体温まで上がることが分かっていますし、続けることによって良い血行状態になり易くなるようです。
心臓や血管、血流に関係するもの以外にも、運動の補助になるのではないかとも言われています。
これは、炭酸温泉に入ることで運動した時などに作られるHSP(ヒートショックプロテイン)が作られることも分かっていて、このHSPは自己免疫力にも関与していることからも、炭酸足浴をすることは、非常に有用な可能性があると思います。