まっちゃん先生のコラム

秋の花粉症ついて

茶器

最近、診療前に中国茶を飲んでいます。

この茶器で入れるお茶は「桂花烏龍茶」。桂花烏龍茶は、キンモクセイが入っているウーロン茶だったはずですが、香りがとても好きなお茶の一つです。
中国に病院研修で住んでいたとき、毎日中国語と現代医学と中医学に追い回されていました。そんな時、この茶器で桂花烏龍茶を飲んでホッとしながら勉強したのを思い出します。
今年、天津に病院研修へ行ったとき、お茶屋さんで久々に見つけたのでたくさん買ってきました(笑)。もしどこかで桂花烏龍茶を見かけたら、ぜひ試してみてください。池袋・目白のほうしょう(蓬松)鍼灸治療院の松田です。

今回は、秋の花粉症についてです。

症状発症のメカニズム的なところが春の花粉症とは少し違いますが、原因や対処方法は似ています。つまり、砂糖の多く入っている食べ物や果物などの食べ過ぎが原因としては多くて、併せて血液の汚れが関係します。ここで言う血液の汚れとは、説明が難しいのですが、牛肉などのけもの肉を多く摂りすぎると血液が汚れると言われています。

東洋医学的に言うと、ちょっと難しくなってしまうのですが、多くは肺大腸に問題があります。東洋医学で言うところの、肺や大腸は、現代医学で言うところの肺臓や大腸とは少し意味合いが違います。細かい説明は省略しますが、東洋医学ではこのように表現しているという程度でいいと思います。
鍼灸治療では、東洋医学的診断をもとに身体のアンバランスをチェックしてから治療に臨みますが、秋の花粉症の場合は、肺や大腸などから鍼灸治療をしてゆくことが多いです。

そして、ちょっと大事なのが前出の食べ物に注意しないといけないということです。食べ物だけに原因があるわけではないのですが、原因の一つになっていることがとても多いので治療に臨むときには口から食べたり飲んだりするものに対して助言をもらった方がいいでしょうね。

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