まっちゃん先生のコラム

コラム:赤ら顔

今年一回目のコラムです。本年も、ほうしょう鍼灸治療院をよろしくお願いいたします。

寒い屋外にしばらくいると、頬っぺたが赤くなったりする時がありますよね。
また、すごく緊張したり、興奮したりしても顔が赤くなったりします。

これは正常な身体の反応なので、別に問題視する必要はありませんが、このような状況ではないのに、
顔が赤くなりやすい人もいると思います。

東洋医学では、このような状態は、体内に熱がうっ滞して顔が赤くなると考えています。ですので、その熱を解消させることができれば、顔の赤みが変化してゆくと考えています。
漢方薬を使って熱を発散させる方法もありますし、鍼灸で熱を下げるような治療をすることもできます。自分で取り組む場合には、熱を発散させることも大事ですが、これ以上無駄な熱を起こさないことも大事なので、炎症を悪化させやすい陰性の食べ物、つまり砂糖などの甘いものが多いですが、これを控えることで少しずつ変化してゆくことが多いです。

鍼灸では顔のどこが赤くなるかで、何を目標に治療をするかが違うのですが、自分で取り組む場合、一つは熱のうっ滞を解消させること、もう一つはこれ以上、必要以上に熱を起こさないことがポイントになります。

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