まっちゃん先生のコラム

コラム:突然、腰が伸びない

ここ数日、随分と温かい、というよりは暑い日が続きました。今日は少し寒くて雨が降っていますが、この数日のように、気温差が激しくて、段々と温かい日が増えてくると、本格的に春だなぁと思ったりします。春と言えば、初ガツオですが、まだ食べていないので、数日中には食べたいところですね。
池袋のほうしょう鍼灸治療院です。

さて、今回は腰痛の一つで、腰が伸びない場合について少し紹介させて頂きます。

腰痛には様々な原因や経緯がありますが、ざっくり中心となる疾患で分けると、1)筋肉や関節が主な原因になっているもの、2)それ以外のもの、となります。2)のそれ以外のものは、範囲がかなり広いですが、腰痛以外の症状が多くの場合は伴っていることがポイントになります。1)の筋肉や関節が主な原因になっている場合で、筋肉が主な原因になっている場合は、比較的早く症状が落ち着くことが多いですが、腰の骨の関節が主な原因になっている場合は、2週間くらいは症状が続くことが多いです。

今回の、「突然、腰が伸びない」は東洋医学的に急性に「腎」にトラブルが起こった場合で、現代医学で言うところの腎結石や腎炎なども含まれるのかもしれません(これらの病気は病院で診断をする必要があります)。

この場合、腰が伸びない直接的な原因は腰部の筋肉か、腰部から大腿部に向かっている筋肉の場合が多いので、その筋肉を緩めてあげれば症状は軽減しますが、緩めすぎると、あまり良くない場合があるので、注意が必要になります。

そして、原因となっている「腎」に対しては、手足に鍼灸をして改善を狙いますが、鍼灸単体では炎症のような症状は、その場では多少抑え込めても、その後に再燃することが多いので、腰に豆腐パスターなどを使って症状の軽減を狙うこともあります。

当院では「火針」や「巨針」も使う場合がありますが、鍼灸に慣れていない場合はあまりお勧めしていないので、相談しながら使うかどうかを考えてゆきます。

まっちゃん先生のコラム
コラムカテゴリー