まっちゃん先生のコラム

コラム:肩こり

すっかり暑くなった割には、この記事を書いている現在は、7月上旬です。夏は暑いものですが、今年は梅雨が短かったので、月日の感覚が少し変になりますね。暑い日が長く続くと夏バテにもなりやすいので、体調には気を付けましょう。

池袋のほうしょう鍼灸治療院です。

さて、今回は肩こりについてです。

ざっくり分けて、いわゆる使いすぎによるもの、それ以外のものとなります。
使いすぎのものは、休息する以外に解決策は無いです(笑)。回復しやすいように鍼灸やストレッチなどを使うのが、良く行われる方法ですよね。

それ以外のものは、範囲が非常に広いので、体調や原因を見ながら治療をしてゆくのが良いです。いちいち、原因を考えなくても、とりあえず対処療法で凝りを取っていっても問題ないです。

今回、少しお話しさせてもらいたいのは、凝りが取れづらい肩こりについてです。

まず、凝りが出る部分に強く刺激をしすぎて凝りが取れづらくなっている場合。
最近はあまり見なくなりましたが、筋肉は強く刺激しすぎると、筋膜が硬くなってしまって、筋肉の凝りが取れていても、凝りの自覚が無くならないことがあります。これは、筋膜が硬くなって疑似的に筋肉が硬くなっているように自覚している場合ですが、この強刺激を止めないと解決しません。

次に甘いものの食べ過ぎによるもの。
甘いものの過食だけが原因になっている訳では無いですが、過食のせいで凝りが出やすくなっていたり、凝りが改善しづらくなっていることがあります。ただ、甘いものを止めると、他の問題が出ることがあるので、改善方法をいろいろと探った方が良い事が多いです。単純に甘いものを止める、という方法ではうまくゆかないことが多いです。

次に、血管硬化によるもの。
これは非常に厄介ですが、対処療法では納得がゆかないのであれば、食事や運動を含めた、大掛かりな生活改善をするつもりでいないと、根本的な改善は難しいです。

この場合を疑った場合、現代医学的な検査が必須です。ただ、逆に現代医学的な大きな病気が上半身に有って、肩こりが酷い場合、根本的な解消にはならないかも知れませんが、肩こりそのものは、少し楽にできる可能性があるので、対処療法ですが、方法の一つとして鍼灸を使うという手はあります。

肩こりにも、いろいろな状況があるので、神経質になるもの良くないですが、無頓着すぎるのも問題があるので、気になる方はチェックしてみては、いかがでしょうか?

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