まっちゃん先生のコラム

コラム:不妊とコーヒー

 今日は6月21日ですが、関東地方はまだ梅雨入りしていないんですね。今年は6月に入った位から気温差や気圧差が大きくて体調が良くない方が増えているので、夜寝るときの服装だったり、冷たいものの食べ過ぎだったりには注意しましょう。  池袋のほうしょう鍼灸治療院です。

 今回は「不妊とコーヒー」についてです。  まず、この手の話は、様々な角度から考えることができるため、様々な考え方があります。どれが正しいとかどれが間違っているとかではなく、様々な可能性を考える際の一つの考え方として参考にしてもらえればと思います。

 不妊に限りませんがコーヒーを飲んでも問題は無いか?という質問を少なからず受けます。  実際は、体質や食生活などの影響も少なくないのですが、一日に何杯も飲まなければ、あまり影響は無い。というのが私の考えです。  しかし、多く飲みすぎたり、体質によっては控えた方が良い場合もあります。それは、東洋医学的に言うところの、陰性な体質か、陰性過多な食生活をしている人です。

 東洋医学では、陰性とは拡散してゆく傾向のエネルギーのことを言ったりします。コーヒーは、やや陰性傾向の飲み物と考えていますので、元来、陰性傾向の体質の人は、拡散する力がもともと強いので、現代医学で言うところの炎症傾向が出る人がいます。炎症すると腫れますので、腫れた場所の周囲は逆に、その腫れに圧迫されて血流が落ちる傾向が出るはずです。つまり、妊娠に関して言うなら、子宮内膜に微小な炎症傾向が出てしまい、必要な血流が確保できづらくなる場合があるのではないか?その結果として、着床しづらくなるのでは無いのか?という感じに考えています。

 不妊に関しても、現代医学的な状態の確認と取り組みは重要です。しかし、気持ちの問題も含め、現代医学では、まだ良く分かっていないことは、たくさんあります(当然、東洋医学にも分からないことはたくさんあります)。いろいろな取り組みを、ある程度の理論や考え方を元に行ってゆくことは大事ではないかと思います。

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