まっちゃん先生のコラム

コラム:貧血

先日、関東では梅雨明けして、この記事を書いている今日も暑いです。そして明後日は土用の丑ですね。近年は、ウナギも結構イイ値段がしますが、たまにはウナギもイイですよね。
池袋のほうしょう鍼灸治療院です。

さて、今回は「貧血」についてです。
現代医学的な貧血とは、「ヘモグロビン濃度が正常下限以下に低下した状態」を言います。東洋医学的には「血虚」と呼ばれる状態の一部の症状が、現代医学的に言うところの貧血に相当します。

東洋医学では、「血」の生成は「脾胃」が主に担当し、「腎」の補助も必要です。また、消化吸収に関係する「小腸」や「大腸」も関連します。
「血」を生成するためには消化機能が正常である必要がありますが、現代医学的な貧血の場合は、「腎」の治療がポイントになります。
東洋医学的に「腎」が弱い人は、胃の弱い人が多いので、特に女性は男性よりも食事量が少ないことも多く、生理による出血もあるので、貧血になりやすい傾向があると思います。

貧血の治療が上手くゆかない人は、東洋医学的な考えを元に取り組んでみると、少し変化するかもしれないので、相談してみてもイイかも知れません。
それと、急に貧血の症状が出てきた場合、どこかで出血している可能性がありますので、急に症状が出てきた場合は、病院へ行きましょう。

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