記事を書いている今日も暑いですが、夏も中間地点は越えた感じですかね。旧暦では立秋を過ぎて秋になりましたが、このくらいの時期から夏バテが出やすくなる傾向があります。夏の疲れが出てくるのもそうなのですが、東洋医学的には、陽気が落ちてくるので、それに合わせて活性が落ちてバテ易くなると考えています。ですので、無理をすると反動が起こりやすいので、体力を無駄に使い過ぎないように気を付けるとイイかも知れませんよ。
池袋のほうしょう鍼灸治療院です。
さて、今回は「口内炎」についてお話ししたいと思います。
口内炎は潰瘍なので、東洋医学的には「血熱」の症状の一つで、「臓腑」で言うと「胃」や「腎」が主な原因となって起こることが多いようです。「胃」の負担は消化器全体の問題になることがあるので、その結果として、口内炎が起きやすい人は、口内炎が出ることがあるようです。また、「腎」に負担が大きいと、老廃物の排泄が上手くゆかないのか、熱っぽい症状が出る場合があります。その結果として、口内炎が出やすくなる人がいるようです。
また、デキモノの類は陰性の飲食物を摂り過ぎたり、酸性の飲食物を摂取しすぎたりしても起きやすくなることがあるので、柑橘類の食べ過ぎや、VCのサプリを摂り過ぎたりしていても、起こることがあるようです。もし、これが原因の大きな要素だった場合は、一時的にでも止めないと口内炎の改善に時間がかかることになると思います。
鍼灸では、「腎」や「胃腸」を中心に治療したりしますが、鍼が刺しやすい部位の口内炎であれば、火針を使うと良かったりします。私自身が口内炎が出来た時は、火針が使いやすい部位だったら、すぐやります(笑)