まっちゃん先生のコラム

寝ても寝ても寝たりない!と思ったときに気を付けること

最近、治療院でお守りを作りました。お守りと言っても、そんなに大したものではなく、お寺とかでもらえる御朱印のようなものです。

実は今年の三月に台湾に行ったときに治療院の印章を作ってもらいました。店主さんといろいろと話をさせていただきながら作ってもらったのですが、出来上がりをみて、とても素晴らしい!の一言。あまりこの手のものをみて、すごい!とか感じることがない私ですが(苦笑)、出来がとてもよかった。とても良かったので、次回台湾に行ったときに病気を治してくれる仏様の名前を彫ってもらって、それを名刺なんかに押してお守り代わりにしてもらおう!と考えていました。

そんな矢先、既に印章の形をしているお守りがある事を知りました。それが、今回のお守りの元です。この印章型のお守りには模様が彫ってあって、その模様によっていろいろな意味があります。たとえば、壺の形をしているものは、健康や長寿をもたらしてくれる。などです。全部で8種類の模様があるんですが、お経が書いてある紙に8種類全部押してお守りとして作ってあります。来院時に欲しい方は、持って帰ってください。池袋・目白の蓬松(ほうしょう)鍼灸治療院です。

とにかく眠いことを、専門的には嗜睡(しすい)と言いますが、原因はいくつかあります。この中でも、夏に起きやすいのは「少陰の病」からおこる嗜睡です。

子供のころ、夏に大汗をかいて遊んだあと、無性に眠くなった経験はありませんか?あれがそうです。

子供のころの経験は病気ではありませんが、夏は心の季節で、汗は心の液と言われます。つまり、夏に汗をかくと心に負荷がかかります。その結果、休息が必要になるので眠くなるんです。

では、病的なものはどういった状態かと言いますと、特に負荷がかかるようなことをしていない、もしくは自覚としてはしていないと感じているのに、とにかく眠くなるということです。ただ、無呼吸症候群とか別の原因から起こる場合もあるので、ちゃんとそこいら辺はプロの判断を仰いだ方がいいかもしれないですねぇ。

ちなみに、「少陰の病」から起こる嗜睡は、甘いもの、すっぱいもの、辛いものの食べ過ぎで起こるか、体力が落ちているところに暑さで汗をかきすぎて起こるのが多いように感じます。暑くて汗をかくのはしょうがないですし、むしろ夏に汗をかくことは必要なので、体力をちゃんと回復させるようにするとか、よく噛んで食事をするようにするとか、あまりエスニック料理を食べ過ぎないようにする、などを心がけるのがいいですよ。

ちなみに、鍼灸治療では「少陰経」と呼ばれているところを中心に治療をしたり、全身状況を改善させて疲労を回復しやすくしたりします。実際はその前に、少陰の病かどうかを診断しますよ。

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