コラム：上腕の痛み　｜　まっちゃん先生のコラム

先日、治療院はお休みを頂いて自宅の引っ越しをしました。池袋のほうしょう鍼灸治療院です。

上腕というのは、肩と肘の間の部分のことで、いわゆる「二の腕」のあるところです。

上腕だけが痛くて鍼灸治療にいらっしゃる方は多くはありませんが、主訴に合わせて上腕に痛みがあるという訴えをおっしゃる方は少なくありません。

いくつか原因が考えられますが、鍼灸治療の方面から見ると、背骨のズレから起こっていたり、腰や足と連動して痛みを出していたりすることが多いようです。

軽度なものであれば、鍼灸治療によって比較的早い段階で痛みに変化が出ることが多いのですが、本人は気が付いていなくても潜伏した臓腑の不調があったりすると、なかなか変化しないことも多いので、長く続いている痛みの場合には、全身の状態のチェックが重要になります。

強い痛みに関しては、甘いものの取り過ぎが、とにかく良くないことが多いので、飲食には注意が必要です。
また、鍼灸治療での治療目標も上腕ではないことも多いことから、自分での症状改善には上腕部のストレッチやマッサージ以外にも、全身のストレッチなど全身的な取り組みがオススメです。