まっちゃん先生のコラム

コラム:腰痛

当院の入っているビルの一階のお店が最近変わりました。元々は牛かつ屋さんだったのですが、新しいお店はホットドック屋さんみたいです。すごく派手な外観になったのですが、販売しているホットドックは、なかなか美味しいので、ご来院の際には興味のある人は、ぜひどうぞ。池袋のほうしょう鍼灸治療院です。

腰痛には、いろいろなタイプがあるので、診断(東洋医学では弁証と呼びます)が必要で、その診断結果によって治療方法も日々の取り組みにも違いがあります。

今回はいわゆる運動不足による腰痛についてお話したいと思います。

運動不足は、言い方を変えれば「使わな過ぎ」ということです。
長期にわたって運動不足が続くと、東洋医学では気血の流れが悪くなり、脾胃の機能、つまり消化吸収の機能が衰えてゆきます。その結果、体の器官に対して栄養をうまく供給できなくなり、結果として腰痛が起こります。

これを東洋医学では、「久臥傷気」とか「久坐傷肉」などと表現していますが、前者は寝てばっかりいると気が傷つき病になるということで、東洋医学では「気」というのはある種のエネルギーのようなものなので、エネルギーが傷つき様々な症状が出ることを言います。腰痛もその一つに含まれます。後者は座ってばかりいると肉が傷つき病になるということですが、これは起きていても座ってばかりいて動かないと肉、つまり筋肉が弱ってゆくということで、それによって様々な症状が出ることを言います。

鍼灸治療では、傷ついた気や肉を助けるような治療をしてゆきますが、根本的には運動などして動かないと解決しませんので、自分自身での取り組みが重要ですね。

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