梅雨に入ってから、少し寒い雨が続いていますね。このコラムを書いている現在は、一日寒い雨が降っています。明日も強く降るようですが、梅雨に雨が降るのは悪いことでは無いので、体調管理に気を付けて、むしろ雨を楽しむ方がいいですよね。紫陽花の開花はどうなっているか分かりませんが、飛鳥山か白山神社がキレイらしいので、行ってみるのもイイかも知れませんね。
池袋のほうしょう鍼灸治療院です。
今回は、婦人科のお話です。
不正出血は、様々な原因で起こりますが、卵巣付近の問題からも起こることがあるようです。
鍼灸治療での診察では、正確に卵巣の問題かどうかの判別はできませんが(正確な診断は婦人科での検査が言うまでも無く必要です)、部位的な可能性なら、ある程度まで観察できます。
東洋医学の先人たちが残してくれた書籍やデータから、私たち鍼灸師は診断をしますが、現代医学も当然参考にします。
細かな診察方法は、専門的過ぎてしまうので省略しますが、ちゃんと東洋医学を習っている鍼灸師なら、診察方法や診断方法は難しくありません。
東洋医学では、婦人科の問題は「腎」が関係すると考えています。更に、婦人科の出血は「脾」が関係することが多いです。その二点を中心に考え、鍼灸治療では診断治療してゆきます。
ちなみに、この手の問題は食生活が重要なことがとても多いので、治療に併せて食事のコントロールが必須ですね。