まっちゃん先生のコラム

コラム:左のお尻から太もも裏への痛み

暦では二十四節気の立夏を過ぎ、夏に向かっていっていますが、新型コロナもあって、気分は今一つですね。
前回のコラムでも書きましたが、当院は通常通りに診療しています。元々、完全予約制ですので三密になることはありませんし、念のために次亜塩素酸水の超音波噴霧で空気除菌もしています(ただ、新型コロナに関しては次亜塩素酸水が有効かどうかは確認されていないと思いますが、一般的なウイルスや細菌に有効だという報告があります)。
新型コロナに関しては思う所がありますが、まだ科学的データが少なく、特に日本国内での情報が少ないので、憶測で先行して情報を発信するのは、あまりよくないと思うので、ここでは書きません。
池袋のほうしょう鍼灸治療院です。

さて、今回は左のお尻から太ももへかけての痛みについてです。
現代医学的には原因は腰部にあることが多いと思います(現代医学的な判断は画像診断などを根拠にするべきなので、お医者さんに行きましょう)が、東洋医学的には部位である腰部を、「臓腑」か「経絡」で表現します。

「臓腑」では、「腰は腎の府」と言われるので、腰部の問題は東洋医学的には「腎」の問題と言い換えることができます。しかし、ここでのポイントは、「左」ということです。
当然、「腎」の問題の可能性も捨てきれませんが、左下腹部は現代医学的にも大腸の問題が出やすい部位です。東洋医学的にも同じように「大腸」の問題が出やすい部位と考えているので、左腰部の問題は「大腸」が問題である可能性も大きいです。

「経絡」では、「足太陽膀胱経」か「足少陽胆経」が走行するので、この二つの「経絡」の問題で考えることが多いです。

ここが東洋医学の面倒な部分なのですが、「臓腑」では「腎」か「大腸」と言っているのに、「経絡」では「膀胱経」か「胆経」だと言っています。このように表現方法がいくつもあることが、東洋医学を複雑にしています。しかし、単純に考えないからこそ対応できる状況もあるので、善いとか悪いとかいうものではないと思っています。
臨床では「臓腑」と「経絡」の両面から施術してゆけばいいだけなので、そんなに問題はでないのですが、あえて理論的に説明して治療しようとするなら、一応、理論的に説明できます。ここではしませんが……

話を戻しますが、臨床的には「大腸」の問題であることが、結構多いので、お通じの状態をよくする取り組みをすると、改善できることもあります。逆に、治療してもお通じの状況がよくないままだと、すぐに戻ってしまったり、効果がうまく出てこないことも多いので、食べ物の管理や、適度な運動も大事です。

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