昨日、置きっぱなしの段ボールを整理しようと開けてみたら、中にずいぶん昔に漬けた梅酒が出てきました。かれこれ7年くらい経っているでしょうか。。。漬けてある梅を取り出していないので、さすがに、もう駄目になっていると思って捨てようかと思いましたが、少し飲んでみました。
これをなぜ作ったのか、よく覚えていないのですが、本当に気まぐれで梅酒を何種類か漬けました。焼酎でも黒霧島を使ってみたり、カナディアンクラブというウイスキーや、フォアローゼズというウイスキーを使ってみたり、氷砂糖以外にも、はちみつを使ったりして作った記憶があります。
今回は、黒霧島とはちみつで作ったものを少し飲んでみましたが、甘くなくて予想外に美味しかった。結構な量があるので、しばらくの間は梅酒で家飲みになりそうです。
池袋のほうしょう鍼灸治療院です。
さて、今回は呼吸器や大腸からのサインについてです。
東洋医学では、呼吸器、つまり「肺」と「大腸」は非常に関連が深いと考えており、「表裏関係」と表現されています。「肺」の変化は「大腸」にも表れやすいとされ、また、「大腸」の変化は「肺」にも表れやすいとされています。
風邪をひいて便秘になったことがありませんか?
腸内環境をヨーグルトで変化させると、風邪に感染しづらくなるのは聞いたことはありませんか?
これらが、東洋医学でいうと「肺」と「大腸」の関連性から説明できることになります。
この理論からすると、「大腸」の状態をよくしておいた方が、「肺」の状態も良い状態で入れる可能性が高くなることになります。
例えばですが、暴飲暴食をすると下痢になることがありますが、これは消化器全体に負担がかかって起こるものですが、大腸も消化器の一部なので、大腸にも負担がかかります。この負担が過剰になれば、「肺」にもその影響が出て、風邪をひきやすくなる場合もあると言えます。
また、「肺」は「汗」と関連が深いとされていますが、風邪のひきはじめは汗が出づらくなることが多いです。これを東洋医学では「肺」と「汗」の関連が深いととらえています。
よく辛いものを食べると、汗が出てきますが、これは適度なら「肺」を活性化してくれます。しかし、過剰になると逆に「肺」を悪くしてしまいます。辛い物を食べた後に大便に血が混じる人がいますが、これも「肺」と「大腸」の関係性から東洋医学では説明します。
汗や大便から情報を得て、「肺」や「大腸」の状態を東洋医学では推測しますが、もし、これらに変化が出やすい人は、東洋医学的には「肺」や「大腸」があまり強くないかも知れませんので、今の時期は注意した方がよいかも知れませんね。