まっちゃん先生のコラム

コラム:首が痛い

春もすっかり本番を迎え、新緑の季節になってきましたが、春は三寒四温と表現されるように気温の変動が大きい季節でもあります。それに合わせて体調のコントロールも難しい季節ですので、十分に気を付けましょう。池袋のほうしょう鍼灸治療院です。

首の痛みには、寝違いやむち打ち後遺症やストレートネックなど、いろいろとありますが、ここでは慢性の症状、つまり首の痛みが出てから結構な時間が経っているものや、徐々に首の痛みが出てきたものについて書いてゆきたいと思います。

冷静に考えてみましょう。
仕事をし過ぎたりして、首の筋肉をたくさん使っていれば、当然、首が痛くなります。しかし、過剰に使っていなければ、一晩でも寝れば治るはずです。だって、お休みの日に買い物で重たいものを一日持って動き回れば、腕が筋肉痛になります。でも、翌日、もしくは、翌々日には筋肉痛が治るのが普通です。

ではなぜ、ずっと首が痛いのでしょうか?
普通の人であれば、痛い首をほおっては、おかないはずです。つまり自分でマッサージをしたり、首のストレッチをしたりするはずです。なのに、なぜ首の痛みが軽減してゆかないのでしょうか?

考えられる可能性が高い状況は、
「痛い首以外に首を痛くする原因がある」
です。
つまり、首のケア以外に身体のケアをする必要がある可能性が高いということです。

そして、首以外の身体で私の経験上、よくないことが多いのが、
「腰がわるい」
です。

首のケアをやっても、一向に首の痛みに変化が出ない時は、腰回りのストレッチとか、ラジオ体操で腰や股関節に効果がありそうなものをやったりとか、ヨガで腰回りを緩めたりすると、首の痛みが軽減することが結構ありますよ。

ただ、現代医学的なチェックが必要なこともあるので、あまりに長引く首の痛みには、現代医学的な検査をすることをお勧めします。

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